カナダ・トロントの歯医者で歯を抜いた時の金額

ワーキングホリデー

こんにちは
藤中 眸(ふじなか ひとみ)です

カナダでワーキングホリデーを始めてすぐ、トロントの歯医者さんで親知らずを抜きました。海外で歯を抜くなんて、私自身もびっくりしています。

もちろん、海外の医療技術が不安だったり、医療費の心配もありました。日本で加入した保険では、歯医者での治療はカバーされないことが多いです。

今回は、私が親知らずを抜いた時の様子や、保険なしでかかった費用をご紹介します。

オーストラリアで親知らずに気づく

はじめに歯が痛くなったのは、オーストラリアのワーキングホリデーの頃でした。

虫歯の痛さではなく、歯が歯茎に当たって痛いといった感覚だったので、なんとなく親知らずだと思ってはいました。

しかし、海外の歯医者さん、ましてや適当なオーストラリアの歯医者さんなんて、怖くて行くことができませんでした。

幸いにも、あと3週間で日本に帰国するチケットを取っていたので、オーストラリアでは我慢していました。

しかし、親知らずが出てきているので、もちろん痛みが治ることはありません。3週間は痛みを我慢していました。

食べる時に常に痛みがあるので、かなりのストレスは感じていました。

日本の歯医者さんで歯を削る

オーストラリアから帰国してすぐ、東京の歯医者さんに行きました。腕のいい親切なおじいちゃん先生で、親知らずだと教えてくれました。

しかし、まだ完全に出てきていないから、今は抜くよりも削ったほうが良いと言われました。そして、出てきてから抜こう、と言われました。

歯を抜くのは怖いですし、それならばと私も削ることに同意しました。削ったことで親知らずが歯茎に当たらなくなり、かなり楽になりました。

約1ヶ月後、また同じ場所が痛みだしました。この時はリゾートバイトをしていて、東京にはいませんでした。

とにかく、近くの歯医者さんに行きましたが、また抜かずに削られ、出てくるまで待とうと同じことを言われました。

削ったことで痛みがなくなったり、とても満足でした。そして、痛みがなかったことで親知らずを忘れ、カナダのワーキングホリデーへ渡りました。

海外の歯医者さんに行くか、日本に帰国するか

カナダのトロントでワーキングホリデーを始めて、約2週間で親知らずが痛みだしました

まだ渡航したばかりだったので、歯医者のために帰国するのは気が引けました。カナダと日本は遠いので、航空機が約8万円はかかります。

しかし、海外の歯医者さんで診てもらうなんて不安です。そして何より、海外の歯医者さんは医療費が高いと頻繁に聞きます。さらに、トロントは物価も家賃も医療費も、本当に高いです。

インターネットで調べた時、カナダで歯を抜いて10万円かかったという記事を見たことがありました。

海外の歯医者に行くのも怖いですし、費用を考えただけでも恐ろしいです。また、日本のほとんどの海外保険では、歯医者さんでの医療費用は適用外となります。

帰国して日本で抜くか、頑張ってトロントの歯医者さんに行くか、数日悩みました。その間にも、痛みは続いています。食べ物が上手く食べられず、ストレスにもなります。

歯科助手をしている友達がいたので、相談してみました。その友達は、早めに歯医者に行ったほうが良いよ、とアドバイスをくれました。痛みとストレスもあり、思い切ってトロントの歯医者さんに行く決心をしました。

トロントの日本語対応の歯医者さん

まず、トロントで日本語対応の歯医者さんを検索しました。この時の英語レベルは、簡単な日常会話が出来るくらいでした。しかし、虫歯ならわかりますが、親知らずなんて英語は知りませんでした。

そして万が一、他の原因だった場合、単語を知っていなければ説明を理解出来ません。私も先生もお互いに困ると思い、日本語対応のところにしました。

調べたところ、トロントにも日本語対応の歯医者さんがありました。私は、休日も診てくれるヒカル歯科という歯医者さんに電話しました。受付のお姉さんから最初に「もしもし」と言われ、電話は全て日本語でした。

痛みを訴え、その日のうちに予約をとってもらいました。

この時に、歯医者の医療費用をカバーできる保険に入っていないと伝えたところ、「カナダの歯医者は、どちらにせよ保険適用外」と説明されました。

とりあえず、料金が不安なまま歯医者さんに行ってみることにしました。

歯医者さんはトロント市内の、ビルの中にありました。エレベーターで、同じ歯医者に通うカナダ人のおばさんに会いました。日本人だけでなく、現地の人も通っているみたいです。
受付では英語か日本語か迷いました。しかし、受付に着いた瞬間、女性スタッフが全員日本人だったので、迷う必要もなかったです。

まずカルテの用紙を渡され、住所や名前、電話番号を記入しました。このカルテだけは英語でした。
このカルテで、1つだけ困ることがありました。それは、カナダの保証人が必要なことでした。女性スタッフさん曰く、保証人はカナダに住んでいて、カナダの電話番号を持っている人と言われました。もし万が一、私がお金を払わなかった場合の保証人になります。

ワーキングホリデーで、単身でカナダに来ているため、家族も親戚も知り合いもカナダにはいません。友達はいますが、彼らも同じくワーキングホリデーなので保証人はダメです。

当然、カナダには保証人になってくれる人などいませんでした。スタッフさんに伝えたところ、語学学校や仕事場、シェアハウスのオーナーは?と言われました。カナダでは語学学校には通っておらず、私の選択肢は職場かシェアハウスでした。どちらもまだ2週間の仲なので、気が引けます。

でも私がちゃんとお金を払えば問題ないだろうと思い、仕事場のカナダ人オーナーの連絡先を書きました。

カナダではすぐに抜く

カルテを書き終え、ようやく歯医者さんで診てもらうことが出来ました。最初は歯科助手の日本人女性が診てくれました。

レントゲンを撮ってもらい、別の日本人女性スタッフが説明してくれました。親知らずは4本生えていて、そのうちの1本が歯茎に当たっているとのこと。これを早く抜いたほうが良いと言われました。

しかし歯を抜くとなると、気になるのが費用です。別の歯医者ですがネットで10万円と見たため、とにかく不安で仕方ありません。

また、日本では削って出てくるまで待ったほうが良いと言われていたため、それを伝えました。

女性スタッフさん曰く、日本は抜くのを嫌がるとのことです。日本では抜いても点数が高くないため、費用が安く、削って通院させるそうです。そのほうが儲かるからです。(親知らずの生えている状態にもよる。)

カナダでは、抜く費用も高いため、すぐに抜くそうです。その代わり、通院せず1回支払えばいいので楽です。

確かに、何度も通院するのは面倒ですし、結局のところ通うと医療費用が嵩みます。何度も痛くなるのも、もう嫌です。話している間も痛いので、もう痛さに我慢出来ず、思い切って抜く決心をしました。

注射も怖くて泣く私なので、この話をすると友達には驚かれます。

海外で歯を抜く

抜いてくれる先生は、香港人のおじさんでした。おじいちゃん手前くらいの年齢と見た目で、経験豊富そうなかんじでした。

私は、さっき決心したのに、とにかくびびりまくりでした。

歯を抜くのも初めてのことでしたし、それも海外で抜くだなんて、今思えば恐ろしい決断でした。

香港人の先生は、簡単な日本語は話せて、軽くジョークを言ったりしていました。でも基本的には英語で、「私は今までに200人くらいの歯を抜いているから大丈夫だよ」と余裕の表情で、私を安心させようとしてくれました。

麻酔をして、しばらくすると先生が少し歯をグラグラと揺すって、さっと抜いてくれました。

全く痛みは感じなくて、もう抜けてるの⁉︎という速さでした。本当に一瞬の出来事で、驚きと感動で泣きそうでした。香港人の先生に、ものすごく感謝しました。

口を濯ぎ、親知らずを抜いた後の穴にガーゼを詰めて、出血を抑えます。麻酔のおかげで麻痺していて、出血はひどくても麻酔で痛みはありませんでした。

別の男性スタッフが来ました。彼もアジア系男性ですが、日本人ではないため英語でした。「抜いた歯を持って帰る?」と言われ、いるかどうか迷いましたが、とりあえず持って帰ることにしました。彼が小さい透明なケースに入れて、持ってきてくれました。

気になる歯を抜いた時の費用

最後に、抜いた歯を持って、受付で精算を待ちました。歯を抜く時と同じくらい、金額の提示にドキドキします。

念のため抜く前に、ワーホリで来たばかりでお金にそこまでの余裕がないこと、仕事は始めたばかりでまだ給料を受け取れないことを伝え、おおよその金額を聞いて抜くことに同意しました。

名前を呼ばれ、金額の書いてある紙を渡されました。診察して、レントゲンをとって、親知らず1本を抜いてもらった金額は、こちらです。

私が支払った金額は、372カナダドル、日本円だとおよそ3.5万円でした。

最初に10万円と見ていたため、この時はかなり安く思えました。しかも、腕のいい先生に痛みもなく抜いてもらえたので、満足でした。

しかし、日本で抜く場合は、保険適用外でも約1万円くらいで抜けるそうです。保険を使えば約3千円です。やっぱり、日本で抜くのが1番良いです。
海外に長期で行かなければいけない場合は、それを伝えて抜いてもらうほうが良いと思います。私も、満足はしていたものの、日本で抜いてもらえば良かったと後悔もありました。

しかし、もう痛みはなくなり、抜いてスッキリしました。女性スタッフさんからは、先生の腕はいいし、他の親知らずもお金があれば抜いたほうが良いと言われました。とりあえず、残りはまだ痛くないので、次は日本で抜きます。

最後に、香港人の先生にお礼を言って歯医者さんを出ました。歯医者さんを出る時、別のカナダ人、日本人の親子もお客さんで来ていました。スタッフさんも言っていましたが、腕のいい先生で、トロントでは有名な人だそうです。

もし、虫歯や親知らずなど、トロントで歯医者さんに行く場合は、ヒカル歯科をオススメします。

ヒカル歯科

住所:27 Carlton St, Unit300, Toronto
電話:416-593-6868(日本語対応)
時間:Mon-Sat 10:00~18:00

最後に

私の場合の金額なので、参考にしてくださいね。

同じ親知らずでも、親知らずの生えている向きや状態によって、金額は異なります。また、抜くことが困難な状態だと、歯茎を切って縫うという手術になります。そうした場合は、同じ親知らずでも手術費用が増えると思います。

スタッフさんは日本人ですし、丁寧に説明してくれます。心配であれば、スタッフさんにおおよその金額を聞けば教えてくれます。

海外で病院や歯医者さんに行くのは、本当に不安ですよね。でも、痛みがある、気になる、という状態がストレスになります。

私も最初は怖くて我慢していましたが、抜いたことで痛みもストレスもなくなり、海外でも歯医者に行って良かったと思っています。

私の経験から、痛みや悩みがあれば、すぐに病院や歯医者さんに行くことをオススメします。